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世界にはばたくルアーメーカー
- 能登半島地震で被害を受けたラッキークラフトの工場の支援がこのプロジェクトの目的です。
ラッキークラフトは日本の釣り具メーカーです。釣り具のなかでも「ルアー」と呼ばれる疑似餌(ぎじえ)を得意にしている会社として知られ、その性能の高さから日本だけでなくアメリカやヨーロッパの釣り人から幅広く支持されています。アメリカに支社(ラッキークラフトUSA)もあります。たとえばクランクベイト(ルアーの種類)の「LC RTO1.5」はアメリカ国内でも名作中の名作とされ、「世界最高のクランクベイト」と称賛を受けることも少なくありません。バス釣りの本場であるアメリカで日本製ルアーの優秀さを知らしめたのがラッキークラフトだという定評もあります。 -
- ラッキークラフトルアーの性能の高さの秘密は工場にあります。他社にない高精度な制作機械を用いることで微細なズレのないプラスチック成型が実現しており、水中でのバランスのよい泳ぎに繋がっているのです。その技術力の高さから、他のルアーメーカーから製造依頼がくることも多々あります。海外展開品も含め「made in JAPAN」にこだわっていることもラッキークラフトの魂です。
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石川県七尾市の工場に大きな被害
- 「ラッキークラフト」の名がつく製品はすべて石川県七尾市にある本工場で作られています。ルアーの製造過程にはいくつか段階があります。成型から接着、塗装など、あらゆる工程がこの工場で完結するシステムになっています。機械にしかできないものもあれば、熟練の職人による手作業でしか不可能な作業もあります。
その工場が能登半島地震で大きな被害を受けてしまいました。被害の内訳は多岐にわたります。建物自体は無事でしたが、在庫保管室や塗装室、ルアー製造機械などのすべてに被害がある状況です。正常に作動しない機械が多く出ています。
また、社員やパートの方の多くが避難所で生活しており、すべての機械の点検もまだすべて終わっていない状況です。手作業を避けられない工程がある以上、避難期間が終わらないことにはルアー作りを再開できない事情もあります。
1月中旬現在、工場は1/4規模で部分稼働しています。全体稼働のための復旧のため製造器具の破損や故障の製造費をつのるのが今回のプロジェクトの趣旨です。 -
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輪島塗りをイメージしたルアーを特別製作
- このプロジェクトのリターンは5プランあります。全プランで復旧に向かうラッキークラフトの状況を、不定期ではありますがメールでお伝えします。
また、「LC RTO1.5」や「ワンダー80」、「ディープクラピーSFT」といったラッキークラフトを代表するルアーのスペシャルカラーをリターン品として用意します。カラーは石川県の伝統工芸である輪島塗りをイメージしたものを予定しています。実際の輪島塗りというわけではなく、石川県の漆器を想起させるプリントのルアーに仕上げます。輪島塗と同じく縁起物の植物や動物をあしらう予定です。
2/22日現在、カラーデザイン案は下記のような路線が検討されています! -
- ※「レポートWEB記事にお名前を掲載」が含まれるリターンの場合、掲載されるのは申込時に入力されたものになります。掲載を希望されない方は、その旨を備考欄にご記入ください。
※本プロジェクトは税制上の優遇措置の対象となる寄付ではありません。予めご了承ください。